2014/07/29
私は 1日中本に囲まれていても足りないくらい大の本好きなのに
「山田ズーニー」さんという作家さんを 先週初めて知りました

ボイストレーニングの先生Nさんが お勧めしてくれた作家さん

今まで いろんな自己啓発本などを数え切れないほど読んでは
ブックオフに売ってきたけれど(転勤族なので本を所持し続けられない。。重すぎて

)、
ず~~~~~~~~~~~っと 本棚に置いて繰り返し読みたいと思いました。
↓こちらの「おとなの進路教室。」
40年以上も生きていれば、人生、いろいろあるわけで
山田ズーニーさんが書いているように、自分を自分以下に低く見られることはつらいもので
そう感じたのは自分自身のネガティブな心のせいかもしれないのですが
時が過ぎ、仕事も軌道にのってきて、
当時、つらくあたられた人たちと 偶然出会ったりすると
山田ズーニーさんが著書に書いてあるように
自分のがんばりをわざわざ言いたくなったりする。。。ことがあります

見返してやる、というのとはどこか違う「自分を認証してほしい」という気持ち。
そんなとき山田ズーニーさんは
「ここで勝たなくていい」
という内からの声が聴こえたのだとか。
そして 文末に このように↓書いてありました。
5年半が過ぎ、いまは、プロフィールに書く項目も、あのころより増えた。
自分を説明する言葉は増えた、でもいっさいの説明ゼリフを排除したところで、一発で人に伝わってしまう何か、
素の人間力は、どのくらいついただろうか?
むしろ、弱くなった、そんな気がする。自分を、ああで、こうで、と説明しなくても、だったら、どうなのか?
だったら、この場で、どんなたたずまいでいるのか?
この場で、どんなふるまいをするのか、
この場で、どんな言葉を発し、
この場で、どんなふうに人とつながって、
この場で、どんな色の時間をつくっていけるのか?
そういうものの方がよっぽど強い。
そこで勝負しないといけない、と私は思う。
肩書きとか、そんなことでなく
自分のことをいちいち口にだして説明しなくても
たたずまいやふるまいから 必然と伝わる人間力。
以前、いろんな職業の男性たちに 同じ黒スーツを着せてみたが、職業は当てられた、
という実験があったけれど
長年のいろんなことが体に刷り込まれているんだよね、立ち方も歩き方も 話し方とか いろいろ 全部。
”位置”よりは”雰囲気”、その人が放っている何か。わかりやすく書くと、たぶん⇒”位置(人生の立ち位置or肩書き)”よりは”雰囲気”、その人が放っている何か。
過去の出来事に胸を痛めることもあるけれど
だからこその「今」であって
その経緯をいちいち説明せずとも、一発で伝わるような人間力を身につけたいものだと思いました。